
今年は、10連休という長いGWがありました。そんな5月ですが、能勢町の最高気温が30℃を越える日があり、「5月ってこんな暑かったかな~?」とか「5月で30℃超える日があったら、夏は一体何℃になるんだ?」と思う毎日です。
これから農繁期になり、北摂協同農場も大忙しになってきました。
そんな中、今年も一年一作である水稲栽培がスタートしました。
品種は、全圃場が晩生の祭り晴で、面積は、昨年に比べ、1反増やし、減農薬が2反、無農薬が1反半の計3反半になりました。
無農薬の圃場では、除草がこれからピークになってくるので、例年、機械を貸していただいている生産者の原田さんに今年も5条の条間除草機と、初めて乗用型のチェーン除草機も貸していただきました。
チェーン除草機に関しては、代かきしてから1週間以内、もしくは、田植えしてから3日以内と言われ、無農薬の圃場はもちろん、減農薬にする圃場も除草機を入れました。
一番大変なことが、水管理で、漏水田であったり、雨の後は、水量が増したりなどで苗に影響がないよう毎日観察することです。
他の農家が作っている圃場を見ると、真っすぐきれいに植付されていて、苗も成苗で大きいなあ~と感じました。
昨年の北摂での水稲栽培では、元肥に牛、鶏ふんを入れ、土壌改良に籾がらを散らしました。
あと、防草目的で米ぬかを圃場1枚だけ入れたのですが、入れたタイミングが遅かったため、効果があまり良くなく、機械除草する派目になってしまいました。
今年は、新しい職員の安田さんの提案もあり、苗箱に入れる床土を水稲培土と燻炭の2種類でやりました。
田植え時は、無農薬圃場に燻炭、減農薬圃場に水稲培土で分けて植えました。
さて、違いはでるのでしょうか? それとも変化なく一緒なのでしょうか? 収穫が楽しみです。
これから収穫まで約4カ月が草との勝負なので、水管理と除草をしっかりやるように今年の米作りも気合いMAXで頑張っていきます!!
(北摂協同農場 寺本 晴紀)
