
ここ数カ月で、「記録的な豪雨」・「関西都心部での地震」・「勢力の強い台風」・「連日の猛暑日」と今まで関西(私が知る限り)ではおこりえなかった災害が続きました。他の都道府県でも「豪雨」や「地震」によって被災されたところも多くあります。被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
こういった中で、運良くと言っていいのか春日牧場には大きな被害もありませんでした。「豪雨」と「台風」の時にも牛・牛舎ともに大きな被害もなく大丈夫でした。「豪雨」の時には前の川が決壊し、川の水が近くまで迫ってきたことがありましたが、決壊することがよくあるそうでが、あまり身の危険を感じるほどではありませんでした。
その代わりと言えばなんですが、春日の暑さは相当に暑かったです。山に囲まれ盆地にあるので風がほとんど吹きません。どこも「猛暑」とはいえ、負けず劣らずの暑さでした。牛舎の扇風機を、7時のエサやりの時点からガンガンに回すほど、朝から暑かったのですが牛たちは暑さなど関係ないというばかりに食欲旺盛で、私たちは汗だくになりながらのエサやりの日々、終わった時点でTシャツやタオルは汗でびしゃびしゃ(タオルなんかは絞れるくらい)でした。
連日の「猛暑」の中、ホルス1頭が熱中症になりかけましたが、すぐに気づいて、水を体に掛けるなどの対応をとったので大事にはいたりませんでした。牛の平均体温は39.5℃(大牛)ほどあり暑さには弱いのですが、よく今年の「猛暑」と言われる連日の暑さの中、食欲が落ちずにのり越えてくれたと思います。ようやく涼しくなってから少しの間はエサの食いつきが少し悪くなった感じもありましたが、今では戻り、ほんとうに良くエサを食べてくれています。牛たちが元気でいてくれる事がなによりです。
(春日農場 中原 恵一)


今年も農場まつりを8/4に開きました。西日本を襲った豪雨以降記録的な暑さが続き、祭り当日も朝からとてつもない暑さのなか、たくさんの人たちが応援に来てくれました。暑さのせいなのかお昼ご飯のときに飲んだビールのせいなのか妙なテンションで着々と準備が進み、少し余裕を持って開場の時間を迎えました。
さて、今年のまつりは今年10/21 に投開票となる川西市議選や来年4月の統一地方選に立候補予定の4名にアピールタイムを用意しました。川西市議選の谷さん、豊中市議選の木村さん、高槻市議選の高木さん、兵庫県議選の北上さんとそれぞれ意気込みを語ってもらいました。
残念ながら谷さんは体調不良のため、急遽、選対からの代表者が代わりを務めました。そして、演目は沖縄の米軍基地反対の集会で見て、ぜひにとお願いした「月桃の花」歌舞団にエイサーを披露していただき、よつ葉が毎年行っている保養キャンプや来場している子どもたちもいっしょに踊るなど大変盛り上がりました。
最後は例年通り花火で締めくくり、無事終了となりました。毎年のことながらたくさんの人たちの協力でまつりは開催されており、今の安倍政権を代表とする政治の腐敗に対しておかしいということを公の場で発言や運動をしている方たちへの少しでも助けになり、そのことで農場やよつ葉に関係している人たちの生活が少しでもいいものになれば、協力してくれている人たちへの恩返しになるのではと思い、今年のまつりへのテーマとしました。
最後になりましたが協力してくれた関係各所の方々ありがとうございました。
( 能勢農場 道下 慎一)

常総生協 古橋 聖
常総生協の子どもたちが林間学校に参加して今年で5年目を迎えました。毎年お世話になり本当にありがとうございます。2011年の原発事故により茨城県南部も少なからず汚染され、当時、茨城の子どもたちを心配する能勢農場と関西よつ葉連絡会のみなさんからお誘いいただき、現在に至ります。ひと回りたくましくなって茨城に帰ってきた子どもたちを見て驚く保護者の様子は、毎年夏の常総生協の風物詩になりました。
そんな子どもたちが、9月24日に常総生協で林間学校報告会を開催しました。林間学校に参加してから1カ月が過ぎていたのでどんな様子で来るのか楽しみに待っていると、笑顔で「お兄さん久しぶり!」、「お兄さん元気にしてた?」と声をかけてくれました。開催時間となり、4日間の思い出をスライド上映しました。ゴーグルを付けて魚の探索、現地で友達になった子との水の掛け合いをしている画像が写しだされた時、イキイキと川遊びをしている子どもたちの様子を見て、「ほんと、楽しそうに遊んでるわね!」と保護者の方たちも驚きを隠せない様子でした。
また、林間学校を支える農場スタッフ、リーダーについて保護者の方にぜひ聞いていただきたく当時の様子をお話ししました。子どもたちが就寝後、農場スタッフ、リーダーが集まって毎晩ミーティングを開催し、各チームから問題を起しそうな子、アレルギーのある子など、各チームで抱えている問題を農場スタッフがアドバイスし、試行錯誤しながら運営しているお話をしました。保護者の方も真剣な表情で聞いて「また参加させてください!」と言ってもらえたことがとてもうれしかったです。
私の子供もぜひ、参加させたいと強く感じました。その際はたかじんさん、みどりさん、よろしくお願いします。林間学校での日間お世話になりました。

林間学校に参加した子どもたち