産直の野菜、果物、お肉などを宅配する「よつ葉ホームデリバリー」-
お届けするのは作る人の想いと、信頼できる食品です

よつ葉のインターネット注文︎
関西よつ葉連絡会

Vol.8 健一自然農園「三年番茶」

「幻」の存在だった薪火焙煎の三年番茶

マクロビオティックで推奨されるお茶が三年番茶。それは新芽を摘み取る煎茶は陰性(カラダを冷やす)で、古葉を使用する番茶は陽性(カラダを温める)と考えられているからです。中でも、畑で3年以上成長させた茶木を冬場に根元から刈り取り、太い枝、細い枝、茶葉、それぞれを薪火で“焦げる寸前ぎりぎり”まで焙煎する作り方は、マクロビオティックの提唱者「桜沢如一」氏の考え方で作られ、関連書籍や手当て法などに「必要なもの」として、たびたび紹介されています。

ただ、この方法でお茶を作ることは、自然条件なども含めて簡単に作ることができないため、最初は佐賀で一人の生産者が、それを受け継いだ生産者も鹿児島で一人作っているだけという、正に「幻のお茶」でした。

そんな状況の中、奈良の伊川健一さんはその作り方を受け継いだ3代目といえる存在。茶畑のある大和高原は、適度な寒暖の差と立ち昇る朝霧が、滋味豊かな芳しいお茶を育む条件に適しています。また、焙煎に必須の薪も長年放置されていた地域の山林から伐採することで入手し、山の手入れも一石二鳥で果たしています。意欲にあふれる若手生産者が受け継ぐことになった今、よつ葉のカタログでもこのお茶が紹介できるようになりました。
  1. < 3年以上成長させた茶木を
    根元から刈り取り収穫する
  2. <

Copyright © 関西よつ葉連絡会 2005 All Rights Reserved.

SSL GlobalSign Site Seal