Vol.29 よつ葉乳業 「ノンホモ牛乳」

放牧で牛を飼っている北海道十勝の忠類地区5戸の酪農家の生乳に限定しています。牛たちは放牧中に歩き回って牧草を食べ、土地―草―牛が結びついた、資源循環型の酪農です。アニマルウェルフェア(健康的な生活ができる飼育方法をめざす畜産)の観点からも優れた飼い方で、
健康的な牛から良質な生乳が生産されます。牧草以外の飼料は、遺伝子組み換えではないとうもろこしと大豆かすを飼料にしてきましたが、さらにとうもろこしの一部を海外産から北海道産に切り替えることで、飼料の自給率の向上を追求しています。
日本の牛乳の約9割は「超高温殺菌」(120℃~130℃2秒間殺菌)ですが、よつ葉乳業のノンホモ牛乳はより低い温度で殺菌
(72℃15秒間殺菌)するため、加熱による焦げ臭がなく、たんぱく質の熱変性が少なく、飲みやすいです。また、
ホモジナイズ(脂肪球を砕く均質化)をしていないので、より本来の生乳に近い風味が楽しめます。


よつ葉乳業
ノンホモ牛乳
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