イタリア各地で、イリスの組合農家約60軒が作った有機栽培デュラム小麦を100％使用。使用する種子から輪作の方法まで、イリス独自の栽培基準を設け、質の高い小麦を生産しています。


パスタ生地を成型するのに「ダイス」という穴の開いた型を使用します。大きなパスタ工場では、表面はつるつるに仕上がり、乾燥時間も短くてすみ、効率の良いテフロン製の型が使われています。一方イリスでは、昔ながらのブロンズ製の型を使うため、パスタ表面に細かい凸凹ができ、ソースの絡みが抜群に良いのです。


自然乾燥に近い条件で低温 長時間乾燥させています。そのため、小麦本来の風味や栄養が損なわれず、しっかりコシのある安定した生地に仕上がります。

※イリス
イリスは、もともと化学的に合成された物質を使わずに健康で安全な作物を作ろうと、1978年に北イタリア・クレモナ近郊の農民や職人の子弟たちが立ち上げたグループ。現在イタリア12の州で、組合メンバーが穀物や野菜を有機農法で育てています。近年ではパスタ工場などで育てた作物の加工製造も行っています。