Vol.25 マストミ「キハダまぐろたたき」

●延縄(はえなわ)漁で漁獲されたマグロ100%
キハダマグロはあっさりとした味わいでお財布にも優しいマグロ。よつ葉のキハダマグロのたたき身の原料は漁業資源のことを考えた延縄漁で漁獲されたマグロ100%。しかも、釣り上げてすぐに船上で処理され、身質が良いため、たたき身にした時の色目、食感が巻網漁で漁獲されたマグロより格段に上です。
●原産国表示よりも漁法を重視します
マグロのように遠洋で漁獲された水産物は漁獲した船の船籍国が原産国として表示されます。北太平洋ハワイ沖海域で獲って、日本の港に水揚げしても、船籍によって「韓国産」「日本産」と表示されるのです。一方、どんな漁法で獲られたかは原産国だけ見ても分かりません。
よつ葉では延縄漁法の韓国船籍の船が日本で水揚げしたマグロを選んでいます。マグロの群れを一網打尽にしてしまう巻網漁ではなく、資源を守り、かつ品質が良い延縄漁で獲ったことの方が原産国表示よりも重要だと考えています。
■延縄漁と巻網漁
延縄漁:いか、小魚などを餌を付けた釣り針を150kmのロープに付け、まぐろを釣り上げる。
●針に食いつかない小さな魚は獲らない
⇒未成熟魚を捕獲しない
●釣りあげてすぐに船上で処理する⇒高品質
●餌代がかかり、航海が長く重労働⇒コスト高
巻網漁:まぐろの群れを網で囲って獲る
●網の中にいる魚を全て水揚げする⇒経済的に価値が低い
未成熟魚も捕獲する
●漁獲時に網の中で酸欠、損傷 ⇒品質劣化
●一度に大量に漁獲 ⇒コスト安

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