よつ葉では、単に便利という理由だけで選ぶのではなく、安全で使用時や廃棄時にも環境に配慮した生活雑貨を提案しています。また、省資源の立場から、牛乳パックを再利用したトイレットペーパーなどの利用を促進しています。石けんやティッシュペーパーなど日常生活に不可欠な消耗品から伝統に根ざした手作りの生活用品まで幅広い商品を取り扱っています。
商品の原料として使用制限のあるもの
① 塩化ビニルなど廃棄時に多量のダイオキシンを発生させる物質 ② ポリカーボネート、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ポリスチレン、タール系色素など環境ホルモンの疑いのある物質、発がん性の高い物質は、用途によっては原材料として使用しない。
③ 化学合成抗菌剤や化学合成消臭剤。
④ 洗浄剤としての合成界面活性剤。
地球環境の危機が叫ばれ続けて久しい現代。海や川を汚染している要因の一つは、家庭からの排水です。
家庭で使われる合成洗剤に含まれる、合成界面活性剤は分解されにくく、また蛍光増白剤は水環境を汚染し続けています。結局それは、水道水や私たちが日々食する魚の汚染となって私たち自身に降りかかってくる生態系全体の問題として取り組まなくてはなりません。
よつ葉では、そんな汚染を発生させない“石けん”を応援し、一人ひとりが環境意識をもって生活することを提案しています。
一般の綿花畑では、大量の化学農薬が撒かれています。世界の耕作面積に対して綿花畑の面積はわずか5%弱ですが、殺虫剤の使用量は世界全体の4分の1にも達しています。種まき前に「防菌防カビ剤」と化学肥料、発芽の時期からは「除草剤」、害虫対策に「殺虫剤」、収穫時期に「枯葉剤」。農薬の知識が低い生産者が多い地域では、素手や素足で作業をしていて、農薬による健康被害が重大な問題になっています。この悪循環から抜け出し持続可能な農業を続けるため、よつ葉ではオーガニックコットンの普及に力を入れています。
カタログ「ライフ」で案内している本・CDの紹介文は。よつ葉の会員さん約120名で構成されている『読書クラブ』のメンバーが書いています。批評家やプロの文章でなく、生活者の生の感覚が伝わってくるとみなさんにも好評です。
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