よつ葉で扱う調味料は、アミノ酸や保存料などの添加物を使っていません。
原料となる農産物は、できる限り国産、無農薬・省農薬栽培にこだわっています。特に、味噌、醤油、酢などの発酵調味料は、日本の食文化を支えるものとして、伝統的な製造方法にこだわり、工業的に速醸法で作られたものは扱っていません。
また、塩もミネラル分や微量元素が豊富で旨みのある昔ながらの塩をお届けしています。
■遺伝子組み換え原料は使いません
安全性に疑いのある遺伝子組み換え原料で作られた作物の輸入が増え続け、それを使った食品が市場に溢れています。調味料の世界も例外ではありません。特に醤油や味噌の原料である大豆、油の原料のトウモロコシ・菜種などは遺伝子組み換えが多くなってきています。
よつ葉では、遺伝子組み換え作物を主原料にした調味料は扱っていません。
「よつ葉のさとう」は種子島産サトウキビからできています。
種子島にはサトウキビ生産農家は約3000戸ありますが、年々減少傾向です。国内サトウキビ生産を支えるためにも、よつ葉ではサトウキビから作られた粗製糖をお届けしています。精製された上白糖に比べミネラル分が豊富で旨みが感じられる“甘さ”は、料理だけでなく、コーヒーや紅茶にも利用いただけます。
種子島のサトウキビ畑
よつ葉では、日本古来から使われてきた海塩をお届けしています。
海水を釜で煮詰めて仕上げたものから完全天日干しで手作りされたものまで、料理の用途によって使い分けていただくため、塩のヴァリエーションは豊富です。
また、最近の研究では、海塩に含まれるミネラルや微量金属元素が人の免疫機能の維持にとても大切なことが判ってきました。それらは、塩化ナトリウムだけを99%以上含む精製した塩では補えないものです。
各地の生産者の協力を得て、料理を引き立て、健康にも役立つ食塩をこれからもお届けします。
炊き上がった塩
よつ葉で扱っている酢は静置発酵で作られています。
市販品は速醸法という攪拌しながら発酵させる製法により短時間で製造します。また原料の割合も少なく、酸っぱさだけで、旨みがほとんどありません。
静置発酵は時間をかけてゆっくり発酵させる分、旨み成分も多く作られるのでおいしい酢となります。純米酢・玄米酢の原料は基本的に無農薬米。りんご酢もよつ葉の生産者の省農薬りんごを使用。原料の安全性までこだわった酢です。
庄分酢仕込み蔵
醤油は大豆、小麦、塩で作られる調味料です。
本醸造では仕込みから醤油となるまで1年から1年半かかります。しかし市販品は加温して発酵を早め、6カ月ほどで製品になります。発酵期間が短く、原料も脱脂加工大豆を使用し、旨みだけが濃厚な原液をつくりそれを水で割ることで歩留まりを上げていますが、味のバランスを修正するために、アミノ酸やアルコールなどを添加します。また、桶買いといって別のところで作られた醤油を仕入れ、化学調味料で味つけし自社ブランド品として販売している場合もあります。
よつ葉では、原料からこだわり、昔から受け継がれてきた伝統的製法で醸造された本物のおいしい醤油をこれからも紹介します。
ヤマヒサ杉樽醤油の攪拌作業
よつ葉の油は非遺伝子組み換えの菜種油やごま油や紅花油など。どれも圧搾法で搾った一番搾りだけを扱っています。油を抽出するためのノルマルヘキサンなどの化学薬品を使用せず、高温で処理しないので、安全で長持ちするのが特徴です。
それぞれの原料の良さを最大限に引き出したおいしい油です。
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