古来、魚を食べてきた日本人。よつ葉では、この豊かな海の恵みを大切に考え、日本各地にある魚食文化を取り戻し、存続させるためにも、日本沿岸の天然の海産物を中心にお届けしています。
冷凍技術や交通網が今ほど発達していなかった50年ほど前までは、各地の港に上がった魚は、地元のお魚屋さんを通じてそれぞれの地域の中で食べられていました。鮮度保持材もなく、魚といえば旬の新鮮なものが当たり前。
よつ葉では、そんな旬の魚のおいしさをお届けしようと各地の漁師さんや卸会社、水産加工会社の協力を得て毎週鮮魚企画に取り組んでいます。
三重県にある芦浜産直出荷組合の阪口さん一家が、地元で獲れた魚を中心に加工場の屋上で、天日干しでつくる干物はよつ葉で大人気商品の一つです。
その日揚がった魚の状態とその日の天候を考え、一枚一枚干し時間を変えながらの手作り。添加物を使わず太陽の力で素材のおいしさを引き出す技は、まさに名人芸。
ぜひ一度本物の天日干しを味わってください。
よつ葉がお届けするうなぎは、高知県にある加持養鰻場で育てられたうなぎです。四万十川河口で獲れた稚魚だけを、抗菌剤等の薬剤を一切使わず自然に近い環境にこだわって育てています。密飼いを避けて十分に運動させたうなぎは、身が厚くあっさりとした脂がのります。
そんな加持養鰻場のうなぎを生きたまま届けてもらい、大北食品で鮮度よく捌き、蒸し上げて余計な脂を落とした後、手焼きで蒲焼にしています。タレはヤマヒサの杉樽醤油などライフに載っている調味料を使ってじっくり仕込んでいるので、コクがあり上品な味わいです。
よつ葉がおすすめするエビは、パプアニューギニア海産の天然エビ。南半球赤道近くのマングローブ生い茂る栄養豊富な海で育った天然もので、獲れたてを船上で1時間以内に凍結した新鮮なエビ。
地元の漁師さんたちとパートナーシップを結びその自立を助けるとともに、漁場の環境に配慮した持続可能な漁業です。もちろん黒変防止剤などの薬品・添加物は一切使用していません。
かつて魚肉練り製品(天ぷら、かまぼこ、ちくわなど)は、各地の漁港とともに、各季節各地域によってそれぞれ特色のある食べものでした。そしてそれは、漁港で水揚げされる多種多様な魚をムダにせずにおいしくいただく知恵でもありました。
ところが効率が優先され、また食べものとしての質・味の安定が過度に求められた結果、今や魚肉練り製品は、日本全国どこでも同じような商品で占められています。それも、添加物を多用し、化学調味料で味をごまかしたものがほとんどです。
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