産直の野菜、果物、お肉などを宅配する「よつ葉ホームデリバリー」-
お届けするのは作る人の想いと、信頼できる食品です

よつ葉のインターネット注文︎
関西よつ葉連絡会

イタリア生産者交流の旅(2018/9/10~20シチリア)

9/10~20 シチリア 

 イタリア生産者訪問の旅    
エトナの大地を飲むワイン


10泊11日(台風の影響で実際には1日長くなりました)の旅の中から、シチリア島にあるブルーノ・フェッラーラ・サルド醸造所訪問レポートを紹介します。

(編集部)


*  *  *


「ブルーノ・フェッラーラ・サルド醸造所」は、ヨーロッパ最大の活火山、エトナ山の広大な自然公園の中にあります。よつ葉最高級ワイン「ネレッロマスカレーゼ」を造るブルーノさん。約25年前にお祖父さんから引き継いだ地元品種だけを、無農薬、無肥料、不耕起の自然農法で栽培収穫し、醸造は葡萄自身が持っている酵母から自然に発酵するのを待つという、究極に自然に任せた造り方をされているそうです。

ブルーノさんのやり方は、収穫した果実を絞らず(潰して撹拌し発酵を促していく)、選抜酵母も使わず、温度管理もしないという超自然派の手作りワインです。それ故、その年の気候による葡萄の出来で味わいは変わって当然。まさに、一期一会のワインなのですね。

試飲させていただくと、どの年のワインがうまいというより「ふむふむ、これがエトナの大地を表現するブルーノさんのワインなのですね」とすべてを納得する気持ちになるから不思議です。

25年前、葡萄の慣行農法ではなく、自然栽培を始めたきっかけは何ですか?という質問に対し、ブルーノさんは「人間の良心が成熟したので」と笑って答えていらっしゃいました。つまり、ブルーノさんが自然農法で葡萄を育て、さらに、超自然派といわれるワインを造られているのは、それが我が人生ですべきことだと、若干25歳で悟られたからでしょう。

ブルーノさんはまた、「葡萄の樹自身がその年の気候をわかっており、実り方を調整している。一枚一枚の葉に知性を感じるし、人間がそのことを尊重し見守ることによって樹が応えてくれると感じている」とおっしゃっていました。「エトナの大地を伝えるブルーノさんのワイン」はこうして生まれるのですね。

今回の旅のおかげで、イタリアワインの魅力とは、さまざまに個性的な地元品種が味わえること、そこには各生産者のワイン造りへの想いが結実発酵していること、現地で地元料理とともにいただくワインは格別においしいことを思い知りました。

これまで日本にいて、異国のワインを単においしいと思って飲んでいただけだった私ですが、今は、海を越え、遥か遠くの大地の恵みを教えてくれる1本のワインを前に、込められた造り手の人生にも想いを馳せながら、一層深く味わっていきたいと思うようになりました。

(奈良会員・河野鈴鹿)



中央がブルーノさん、右隣が河野さん

    Copyright © 関西よつ葉連絡会 2005 All Rights Reserved.

    SSL GlobalSign Site Seal