「よつばの学校」公開講座 参加者感想文より
オーガニックをめざす理由
~体験から学んだ食べものの大切さ
講師・桜井芳明さん(桜井食品)
桜井食品さんの会社の歴史とか聴けて良かったです。ココアの話とかアマランサス、キンワの現地の写真やパームオイルの現実など知ることができて、これからの食品やほかの製品を買うときに注意してみようと思います。地球は人間だけのものではなく全ての生き物のための母なる存在、かけがえのないものだと思います。
(大阪会員 A・S)
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桜井食品さんがオーガニックに至る過程のお話、興味深かったです。一口にオーガニックといっても、国によって規制が異なることも知りました。
オーガニックについては、無農薬といっても許されている農薬があり、化学肥料も使用可のものもあると聞いたことがあります。以前、木村秋則さん(青森のりんご農家、自然栽培)の本で、①自然栽培のりんご、②有機のりんご、③一般のりんごの3種のりんごを各容器に入れて日数をおき、どのように変化していくか、という実験の結果を読みました。①はりんごが枯れていくような感じになった、②はドロドロに腐敗、③も腐敗だけれど②ほどはドロドロにならなかった。つまり、有機の作物は窒素肥料の栄養過多で問題あり、ということだったと思います。
また、何の本だったか忘れましたが(『沈黙の春』?)「水銀がなくなったら日本の田んぼから取り出せ」というようなことが言われたとか…。私は無農薬の玄米を食べていますが、オーガニックの基準を満たした田んぼ(3年以上、農薬や化学肥料を使用していない)でも、本当に安全なのだろうか…。3年で農薬の影響がなくなるだろうか…など、いろいろお聞きしたいことはありましたが、場を考えてお尋ねすることは控えました。
(阪神会員 M・I)
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演題から想像する以上にいろいろお話ししていただき大変勉強になりました。
子育て中は子どもには身体に良いものしか食べさせていませんでしたが、成長するにつれ、いわゆる市販品やコンビニ食品を口にすることが多くなっていく子どもたち(息子です)。
社会生活する上で仕方ない部分もあるのでしょうが、私がずーっと「よつ葉さん」を続けることによって、食の大切さを自ら感じて、またそれを選んでくれるようになる日がくるのを待ち望んでいる母です。まだまだ消費者のオーガニック食品に対する意識が低い日本ですが、生産者の方々に頑張っていただきたいです。
(池田会員 チョンミョンジャ)

公開講座の本年度第1回目は、
無添加インスタントラーメンでおなじみの
桜井食品さんにお話しいただきました。
5月19日(日)、ハービスプラザ6F会議室