「よつばの学校」公開講座 飯尾毅さん(飯尾醸造)講演会(2017/3/12 大阪梅田)
発酵食品と私たちの生活、食卓~お酢~
「飯尾醸造の酢造り」のお話を4代目当主飯尾毅さんから伺いました。
飯尾醸造の歴史、富士酢をはじめとする製品の説明、お酢の原料や造り方のこだわり、製品の特徴などをスライドとともにお話いただきました。心に残ったのは、原材料の無農薬米を小さな棚田で、社員自ら試行錯誤を繰り返し収穫していることでした。そのお米と契約農家さんの無農薬米を使い、麹を造り、さらにお酒を造ります。そして人力と時間がかかる静置発酵という方法を用いています。いいお酢を造ろうという一念に胸を打たれました。
製品作りも、そのお酢を使っての調味料、健康を考えての飲むお酢など幅広く行われています。お酢の効能、成分の数値化や派生した分野にわたるまで幅広い研究を日々続けておられるお話に頭が下がりました。
毅さんご自身から、家族、社員、地元取引先の方々を大切に思う心が伝わってきました。皆で一生懸命取り組んできたからこそ、おいしいお酢が今日こうしていただけるのだと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
(池田会員・弓場明子)
よい環境の中、大変な作業を経て作られていることが、改めてわかりました。誠実な仕事をされている様子がよくわかり、今後も安心して購入しようと思います。以前、いちじくのお酢を買ったように思いますが、また作っていただきたいです。木村さんのリンゴを使っていたとは全然知りませんでした。材料にも大変ごだわりを持って作られていることもわかりました。
紅芋酢、今度買ってみたいです。同じ名前で売られている商品と成分がずいぶん違うのですね。お話をきいて紅芋酢すぐ使いたくなりました。いろいろなお話、毎週のカタログだけみていては知ることができないことを教えていただけて、参加して良かったです。日本食(お米)はすばらしいですね。飯尾さんをはじめ、携わっている方々に感謝いたします。
「日本のサン・セバスチャンを目指す」。素敵です。宮津に行ってみたくなりました。今後も良い商品を作ってください。
(川西会員・白方恭子)

ハービスプラザ(大阪梅田)で
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