「よつばの学校」公開講座・角谷利夫さん(三州三河みりん)(2020/1/26)
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「よつばの学校」公開講座
講師・角谷利夫さん(三州三河みりん・角谷文治郎商店代表)
「みりん」ってどんな調味料?
子どもの頃から三河みりんを使っていましたので、身近にあるみりんはコレでした。昔、「みりん風味」というのが出始めた頃、母は「さとう水」だと言って、みりんとは別物と言っていたのを思い出し、今回、みりんの変遷の話を聞き、納得がいきました。みりんは、ぜいたく品だったのだと今頃気づくありさまです。そう感じて周囲に聞いてみたら、気のあう人は三河みりんを使っていました。
調味料だけで味が変わるとずっと思い込んでいるので、また、みりんの違った使い方にチャレンジしたいと思います。試飲は、我が家の五分米の味がしました。ピクルスも発見でした。ありがとうございました。
(川西会員・西原惠美)
名古屋出身(先祖は岡崎、現在は奈良です)なのですが、食の勉強を最近はじめ、みりんや酢のことを今更ながら知りました。食が西洋化に傾きすぎ、季節感をなくしたり、価格安定のためや、コンビニ、チェーン化で何を信じたらいいのか分からなくなっていました。
しかし、育った家庭はかつお節でだしをとり、八丁味噌のお味噌汁、ぬか漬け、発酵食、祖母との同居だったため、今になり食を大切にした育ちだったのだと。
発酵、薬膳を勉強しているので、発酵の話を含め、楽しく興味深く拝聴いたしました。発酵調味料を使ったレシピを提供しているので、こちらにも使わせてもらっています。
(奈良会員・須崎里枝)
調味料の作られ方に興味があって参加しました。みりんは日常的に使っているものの、みりん風調味料や本みりんしか使ったことがなく、よく分からない調味料で、何が本物でどれを買ったら良いかも分からなかったです。お話をお聞きして、違いが分かったし、角谷さんの熱い想いがよく分かりました。
この講座に申し込んだのをきっかけに、年末三河みりんを購入させてもらい、そのまま飲んでみましたが、今までみりんとして買っていたものとは全く違う味で、嫌なピリピリした感じがなく、麦芽糖のような深い甘みでした。素敵なお話ありがとうございました。
(阪和会員・斎藤陽子)

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