梅干 その2

日本が誇る伝統保存食の梅干し。その食味の良さはもちろん、防腐効果や疲労回復、食欲増進、カルシウムや鉄分の吸収を助ける、血流を改善し免疫力を高めるなど、さまざまな素晴らしい機能をあわせ持っています。しかし近年の減塩・健康志向により市販の梅干しは「塩分控えめ」です。そしてこの低塩タイプの梅干しのほとんどが、農林水産省が定める基準では「梅干し」ではなく、
「調味梅干し」。製造の際、塩漬けの梅を水にさらして塩を抜いています。しかし、水と一緒に旨味や栄養分は失われてしまい、また低い塩分濃度では保存がきかないので、それらを補うために
保存料やアミノ酸、人工甘味料などの食品添加物が使用されます。このように添加物だらけでは、いったいなんのための減塩なのかわかりません。
一方、
よつ葉の梅干しは梅や柿の生産者としておなじみの奈良・萩本さんの
省農薬の梅とミネラルバランスが優れた
シママース(塩)、そして
省農薬の赤しそだけを使った本物の「梅干し」。しかも塩分濃度約10%と控えめです。かつ、きちんと天日干しをしているから、おいしさもギュッと凝縮されています。梅干しだけで塩分を減らすのではなく、適量を守った食事をおいしくいただくことが健康への近道ではないでしょうか。
大北食品の梅干し
原材料:梅、しそ、塩
市販品W 社の梅干し
原材料: 梅、漬け原材料( 還元水飴、赤しそ液、食塩、醸造酢、蛋白加水分解物)/ 酸味料、調味料(アミノ酸等)、野菜色素、V.B1、香料

昔ながらの天日干し
大北食品
梅干し