ハム
家庭にある材料でつくる「よつ葉のハム」
よつ葉のハム材料は、よつ葉の豚肉、塩、砂糖、香辛料で一般の家庭にあるものだけを使って作ります。
市販品の多くは、ハム・ウィンナーの原材料の豚肉がどのような肉なのかわからないケースがほとんどで、輸入の豚肉が使われていたり、牛・豚以外の畜肉が使われているものもあります。
さらに、市販のハム・ウィンナーは加工食品の中でも多くの合成添加物を使用している食品の一つです。主に入っている添加物には次のようなものがあります。
①亜硝酸塩(発色剤)…肉を赤っぽく見せるため。殺菌のため。
②リン酸塩(結着剤)…肉をくっつける。肉の水分流出を防ぎプリプリ感を保つ。
③アミノ酸等(化学調味料)…味を均一にする。
④卵白・乳たん白・加工でんぷん(増量剤)…熱による肉の収縮を防ぐ。肉の重量を水増し。
このような添加物を使うことで、安い素材で大量生産し、見た目をよくし、いつでも同じ味にしているのです。合成添加物は毒性が懸念されていますが、それだけではありません。たとえば、よつ葉のハムは塩辛いとの声を聞くことがありますが、実は市販もよつ葉も塩分量自体はほとんど変わりません。化学調味料や添加物で味を均一化し、濃い旨み成分を作り出すことで、塩辛さを感じにくくしているのです。
よつ葉のハムは、市販のハムのようにきれいな色ではありませんし、プリプリともしていませんが、安心して豚肉の旨味、食感をそのまま味わっていただけます。
能勢のロースハム
スライス作業