フリーズドライのお味噌汁は、お湯を注ぐだけなので、忙しい朝やランチのお供にとても便利。フリーズドライとは、食品を凍らせた状態で、食品中の水分（＝氷）を除いて乾燥させる製法です。乾燥工程で食品に高い温度をかけないので、食材の色や香り、風味などが復元されやすく、栄養価も損なわれにくいのが特徴です。また乾燥しているので長期保存にも向いています。

添加物を使用する必要は少ないにも関わらず、市販品には旨味を加えるためのアミノ酸、さらに賞味期限を延長させるための酸化防止剤、酸味をつけたり、味を調整したりする酸味料、味噌汁らしい色合いに仕上げるカラメル色素など、思った以上に添加物が使われています。酸味料には、クエン酸やコハク酸など20品目以上ありますが、食品表示では「酸味料」とだけ記載されているので何が使われているかわかりません。同様にカラメル色素も糖を加熱して作るⅠ類と、糖に化学合成物質を加えたⅡ類～Ⅳ類があり、後者は製造工程で発がん性のある化学物質が生成されると言われていますが、こちらも表示では何類が用いられているかわかりません。

もともと、添加物を使わずに作れる商品ですから、余分なものが入っていないものを選びましょう。
日本が誇る伝統保存食の梅干し。梅のさわやかな酸味とほどよい塩味など、その食味の良さはもちろん、お弁当のごはんに混ぜ込んで防腐効果を発揮したり、梅干しに含まれるクエン酸が疲労回復や食欲増進に役立ったり、さまざまな機能をあわせ持っています。