ジューシーオレンジ その2
初夏にぴったり! さわやかな甘み
ジューシーオレンジは、河内晩柑やハーブ柑とも呼ばれ、熊本県河内町で自然交配で生まれた柑橘です。姿・形が似ているせいか『和製グレープフルーツ』とも言われていますが、苦味もなく、グレープフルーツとは比べものにならないおいしさです。ジューシーオレンジは、4月~7月くらいまで、木成りでずっと食べごろが続きます。だから、5月の花の時期には、実と花が一緒に木になっているという、不思議な柑橘です。
ところが一般のスーパーで売られているジューシーオレンジは、早穫りされたものです。暖かくなってくると、病気が出たりして、どんどん外観が悪くなってしまうため、食べ頃を待たず、3月中に全て収穫してしまい、冷蔵庫で貯蔵して店頭に並んでいるのです。
佐伊津有農研では、見た目よりも味を重視して、樹の上でしっかり完熟させています。
家族の食べものを作る気持ちで、より自然にじっくり大切に育てられているよつ葉のジューシーオレンジは、その名の通り果汁たっぷりで、さっぱり、さわやかな甘さでこれからの季節にぴったりです。
(輸入グレープフルーツの実情)
一般のスーパーで売られている輸入グレープフルーツの約60%は、アメリカ産です。農場で、工業製品のように大量生産され、長時間の輸送で傷みが出ないように、ポストハーベスト(収穫後)の農薬がかけられています。その薬剤の中には、アメリカ国内消費用では使用禁止なのに輸出用には認められている薬剤もあります。
熊本・佐伊津有農研 ジューシーオレンジ