お湯で溶いてすぐに飲めるインスタントスープは忙しい朝やお弁当のお供に便利ですよね。コーンポタージュはそのなかでも人気がある商品ですが、市販品は安全性に不安があります。
　
まず、粘り気を出したり分離をふせぐために使用されている増粘剤（加工でん粉）はでん粉に化学薬品を加えて作る合成添加物です。日本で使用が認められている加工でん粉は11種類ありますが、そのひとつ「ヒドロキシルプロピル化リン酸架橋デンプン」は発ガン性、遺伝毒性が否定できないとして、ＥＵでは乳幼児向けの食品への使用を禁止しています。ところが、日本の食品表示法上は具体的な品名は表記されず、「加工でん粉」と一括表記されてしまうので見分けがつきません。

また、市販のインスタントスープでは、他にも、調味料（アミノ酸等）、pH 調整剤、乳化剤、香料と複数の添加物が使用されています。厚生労働省が安全性を認めている添加物テストは単品で行われているため、これらの添加物を複合的に摂取した場合の影響についてはきちんと検査されておらず、未知数です。

よつ葉のコーンポタージュは添加物不使用で、麦芽糖、コーンスターチ、デキストリンの原材料に使用されているとうもろこしもすべて非遺伝子組み換え食品です。便利な加工食品ほど添加物が多く使用されていますから、安全性の高いものを選びたいですね。