ごぼう天

そろそろ煮物が恋しい季節。おでんや筑前煮など、煮物料理に大活躍のごぼう天。魚肉のすり身を成形して加熱した魚肉練り製品の一種ですが、使っていないものを探す方が難しいくらい、当たり前のように食品添加物が使われています。
粘りを出したり安定剤として使用されている
加工でん粉、うま味調味料として使用される
アミノ酸、変色や風味の変化を抑制し、細菌の抑制も行う
pH調整剤、さらに、
保存料、
着色料…健康を害する懸念があるのはもちろん、遺伝子組み換え作物由来の原料が使われていることも考えられます。そして、ごぼうには見た目をきれいにするために
漂白剤(亜硫酸塩)が使われることも。この場合、加工助剤と見なされ表示義務がないので、消費者には知る術がありません。
一方、四宮蒲鉾店のごぼう天は地元・
徳島県で獲れる魚と北海道産スケトウダラのすり身の国産原料にこだわります。ごぼうももちろん国産、無漂白。香りを活かすため、生の素材を皮をむくところから自社で行います。味つけは、
粗製糖と天日塩、三河みりんのみ。pH調整剤(リン酸塩)、化学調味料などの食品添加物は一切不使用です。魚介の風味を生かした、やさしい味の天ぷらです。
四宮蒲鉾店のごぼう天
原材料:魚肉すり身(スケトウダラ(北海道)、砂糖、塩)、魚肉(えそ、ぐち、太刀魚、その他)、ごぼう、馬鈴薯澱粉、砂糖、みりん、食塩、菜種サラダ油
市販のごぼう天
原材料:魚肉、ごぼう、植物油、植物たん白(小麦・大豆を含む)、砂糖、でん粉、ぶどう糖、食塩、発酵調味液、卵白(卵を含む)、魚介エキス/加工でん粉、pH調整剤、調味料(アミノ酸)、保存料(ソルビン酸)、着色料(赤102,気4)
四宮蒲鉾店
ごぼうの食感を楽しんで
徳島の海の幸と北海道産スケソウダラで作った練り物に、食感豊かなごぼうを入れました。