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File.23 食品添加物に認められてしまいました!
      抗生物質のナイシンとナタマイシン

いま世界的に抗生物質の使用を制限する動きが強まっています。とくに家畜の飼料への添加は禁止に向けて動き出しています。しかし、食品添加物に使用される抗生物質に関しては野放しのまま、規制を行う見込みもありません。

抗生物質は長い間、食品添加物として認められることはありませんでした。食品衛生法で「原則認めない」とされているからです。それは乱用すると腸内細菌を殺して免疫力を低下させ、耐性菌が拡大して病気の治療ができなくなる恐れがあるからです。しかし国際汎用添加物に指定された「ナイシン」や「ナタマイシン」の2種類の抗生物質が、まともな安全審査を経ないで承認されました。貿易の自由化・促進のため、この間、多くの添加物がまともな安全審査もないまま承認されてきましたが、この2種類の抗生物質も世界でよく使われているからという理由で承認されたのです。
 
現在ナイシンは、世界的にみるとチーズ、乳製品、缶詰などに用いられていますが、特にチーズでの使用が多くなっています。日本でも、ナイシンは豆腐や味噌への使用が検討され、既にナタマイシンはソーセージやチーズに使用されています。

抗生物質は細菌を殺すために用います。細菌は腐敗や病気をもたらす可能性がありますので、それを殺せば、長持ちさせることができます。主として保存を目的に用いられる添加物です。しかし、細菌を殺すため、腸内細菌など消化器系にいる大切な常在菌を減少させたりバランスを崩すなどの影響が考えられます。そのことは腸からの栄養分の吸収を悪くします。免疫力の6割が腸内で作られることが分かっていますので、体の抵抗力を殺そぐことにもなります。


 (天笠啓祐)


天笠啓祐さん:
環境・食品ジャーナリスト。市民バイオテクノロジー情報室代表。
「遺伝子組み換え食品いらない! キャンペーン」代表

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