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File.19 遺伝子組み換え添加物が増えている

遺伝子組み換え(GM)技術を用いて、微生物に生産させている添加物が増えています。最も多いのが、グルタミン酸などのアミノ酸と、キシラナーゼなどの酵素です。その他にもビタミンB2やビタミンCといったビタミンまでGM 添加物になってしまいました。

政府は、以前はGM 添加物の安全審査を義務づけていましたが、最近は大半が安全審査を行う必要ないと方針を転換しました。TPP 加盟を前提に食の安全審査の省略が進められていますが、その代表例といえます。しかし、微生物を用いて量産させるため、微生物由来の不純物が問題になってきます。1988年から89年にかけて、米国でGM 技術を用いて製造したトリプトファン(必須アミノ酸のひとつ)が事件を起こしました。起こした企業は、新潟水俣病を引き起こした昭和電工です。同社が生産効率を上げるために採用したGM 微生物から生じた不純物が原因で、多くの人に健康障害を引き起こし、死者38人をもたらしたのです。

GM 添加物の代表が、「調味料(アミノ酸等)」です。この場合のアミノ酸は、グルタミン酸ナトリウムで、商品名・味の素です。それだけではありません、「等」もまた、GM 添加物なのです。用いられているのが、核酸のイノシン酸とグアニル酸です。イノシン酸は、かつお節風味を、グアニル酸は、シイタケ風味をもたらします。これらはかつお節やシイタケから作り出すのではなく、その風味をもたらす成分を微生物で大量生産させているのです。

(市販品のお煎餅)
 原材料:うるち米、しょうゆ、砂糖、昆布エキス、デキストリン、ばれいしょでんぷん、調味料(アミノ酸等)

このように「調味料(アミノ酸等)」は、グルタミン酸ナトリウム、イノシン酸、グアニル酸のすべてGM 添加物であり、これだけでも安全性に疑問が生じます。さらに、それらが合わさると濃厚な味になります。例えば、お煎餅で、それを用いたものと、無添加のものを食べると、その味の濃さにびっくりします。人工的に作られた味覚になれると本物の味を見失ってしまいます。子どもたちには食べさせたくないものです。  

(天笠啓祐)
天笠啓祐さん:
環境・食品ジャーナリスト。市民バイオテクノロジー情報室代表。
「遺伝子組み換え食品いらない! キャンペーン」代表

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