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関西よつ葉連絡会

2020年『Life』400号 “5G ”に移行するということ「個人情報の危機と電磁波問題」

“5G ”に移行するということ「個人情報の危機と電磁波問題」


いま、コロナ自粛下でオンラインによる会議、講演、授業、帰省などが広がっています。インターネットの利用が一挙に進んだ感があります。しかし気を付けなければいけません。

例えば、一度スマホで健康食品の情報にアクセスすると、次からは山のように健康食品の情報が送られてきます。情報を知ることは、情報を与えることでもあるのです。自動掃除機のルンバは大変便利です。その仕組みは部屋の情報をインターネットでサーバーコンピュータに送り、AI が解析して掃除を行っています。その結果、ルンバが提供する情報で、その家の内部構造は筒抜けになっているのです。便利さを享受しようとすると、同時にプライバシーを売ることになります。

現在はまだ4G の時代ですが、まもなく5G に移行します。正式には第5世代移動通信システムで、その目標は、あらゆるものやサービスをインターネットにつなげ、自動車や工場、医療などの自動化を進めようという社会です。ありとあらゆるものから電磁波が発信され、解析され、受信され動く社会です。社会全体をカバーするために、いままでとは異なる電磁波であるミリ波が使われ交信されます。ミリ波は、エネルギーが強いため危険度が増し、しかも長い距離を飛ばすことができないため、いたるところに中継基地が必要になります。社会のありとあらゆるものから危険な電磁波が発信され被ばくし、それで動いていく社会は、同時に人々の暮らしや動きは掌握され、管理・監視される社会でもあります。

天笠啓祐さん:
環境・食品ジャーナリスト。市民バイオテクノロジー情報室代表。
「遺伝子組み換え食品いらない! キャンペーン」代表

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