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2020年『Life』360号 最近増えている食品添加物


スーパーやコンビニに出かけ、最近増えている食品添加物を見てみました。すると、もちもち感を出す加工でん粉、増粘多糖類、人工的な色を作り出すカロチノイド色素、カラメル色素、人工的な味を作り出す調味料(アミノ酸等)、グリシン、そして長持ちさせるためのビタミンC やE といった酸化防止剤の使用が目立ちます。これらがそろうと、本物と錯覚させる人工的な食品を作り出すことができるのです。

安全性にも問題があります。加工でん粉は12種類ありますが、そのなかにEUではミルクやベビーフードなどに用いることを禁止しているものが2種類あります。増粘多糖類では、発がん性が疑われているカラギナンが使われている可能性があります。カロチノイド色素にはカンタキサンチンが使われている可能性があり、それは目の網膜に影響を与えることが知られています。カラメル色素は4種類あるのですが、そのうち2種類でアンモニウム化合物が用いられ発がん性が疑われています。酸化防止剤のビタミンCやEはいずれも遺伝子組み換え食品添加物であり、安全性に不安があります。人工的な味をもたらす代表格が、調味料(アミノ酸等)で、強い味をもたらし、素材そのものの味を奪ってしまいます。グリシンも、ほのかな甘みが本物の味と錯覚させる役割を果たし、実際の塩分よりも塩味を薄める効果を持っています。最近の添加物の傾向は、本物と錯覚させる効果だということが分かりました。

※カタログ「Life」では、加工でん粉は打ち粉としての使用に限り認めており、EUで禁止されている2種類の加工でん粉は使用しておりません。またカラメル色素は、砂糖と水を熱して作るカラメルⅠのみ認めています。

天笠啓祐さん:
環境・食品ジャーナリスト。市民バイオテクノロジー情報室代表。
「遺伝子組み換え食品いらない! キャンペーン」代表

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