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2021年『Life』450号 ゲノム編集トマトの販売始まる

ゲノム編集トマトの販売始まる



9月15日、ゲノム編集食品としては初めて、高GABAトマトのネット販売が始まりました。「シシリアンルージュハイギャバ」という商品名で、ミニトマトのシシリアンルージュの遺伝子を操作して開発しました。

このトマトを開発したのは筑波大学の江面浩教授で、同教授が立ち上げたベンチャー企業のサナテックシード社が、5月から一般向けにも苗の無償配布を始めていました。また、同社の親会社であるパイオニアエコサイエンス社の園芸種子部西日本事業所が熊本県菊池郡菊陽町にあることから、同県で契約農家により3か所計30アールで栽培が行われてきました。そのトマトについて、2021年9月から来年6月にかけて約40トンの収穫が見込まれることから、今回の販売に踏み切りました。同社はまた年内に、このトマトを加工したトマトピューレを販売することも予告しています。

このトマトは、健康に良いことを売り込みの宣伝に用いていますが、安全性を確認する試験は何も行われていません。もっとも懸念されるのが、遺伝子を操作したことで、新たな毒性やアレルゲンが生じることです。その可能性は少なくありません。また、トマトは花粉の寿命が長く、交雑の範囲がとても広いため、県内だけでなく、近県にまで花粉の飛散が及び、交雑する可能性があります。その結果、熊本県産や九州産トマトの売れ行きにかかわる実害も懸念されます。

天笠啓祐さん:
環境・食品ジャーナリスト。市民バイオテクノロジー情報室代表。
「遺伝子組み換え食品いらない! キャンペーン」代表

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