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2019年『life』240号 “本物のパン”と“偽物のパン”

“本物のパン”と“偽物のパン”


パンの歴史を振り返ってみましょう。1950年代にパンの世界が大きく変わりました。米国産の余剰小麦が輸入され、学校給食にパン食が義務付けられ、子どもたちのパン志向が形成されました。こうして輸入小麦が定着しました。1960年代になり山崎製パンなどによる大規模工場での生産と、スーパーなどでの全国販売が始まります。そこでは長距離輸送や店舗での長時間の販売に耐えられるように、保存料など多種類の食品添加物を加えるようになり、「パンもどき」が広く販売されるようになりました。輸入小麦を用いたフワフワの、中が白く周りに耳がある食パンが食卓を席巻するようになります。

実験したところ、山崎パンは1年間常温で置いてもカビが生えません。問い合わせると「包装を工夫している」という回答でした。完全密封した袋の中で酸素と二酸化炭素濃度を調節して成熟や腐敗を防ぐのです。しかし、本当に包装技術だけで1年間もカビが生えないのか疑問です。保存料など、多種類の添加物が使われていることは間違いありません。表示には記載されない添加物を加えると30種類くらいになると考えられます。それでなければ100円前後の廉価の食パンなどあり得ません。こうして食パンは、「パンもどき」になっていったのです。国産小麦を用いた、できたら天然酵母を用いた本物のパンを食べたいものです。
天笠啓祐さん:
環境・食品ジャーナリスト。市民バイオテクノロジー情報室代表。
「遺伝子組み換え食品いらない! キャンペーン」代表

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