よつばつうしん
2014年7月号(NO.040)
よつ葉職員から

中川智子さん(宝塚市長)講演会
主催/関西よつ葉連絡会 研修部会
自然エネルギーへの取り組み

6月5日、研修部会主催で宝塚市長中川智子さんに来ていただき、「自然エネルギーへの取り組み」と題してお話いただきました。
 研修部会では、震災以前から原発関連の読書や映画の上映などの勉強会をかさねてきました。同時に具体的な反対行動などの呼びかけもつづけてきました。
 あの原発事故から3年が経ちました。市民の運動がそう簡単に国政を左右するとも思ってはいませんが、あの事故がまったくなかったかのように、市民の声に耳を傾けることなく、政府は再稼働を推し進めています。そのような状況のなか、原発に頼らないエネルギー供給についても並行して学んでいくべきという意見が研修部会にもでてきました。

宝塚の市民発電所

 

宝塚市の自然エネルギーへの取り組みはやはり3・11の震災がきっかけでした。宝塚市は地震後すぐに災害対策本部を設け、大船渡市へ豚汁の炊き出しに行きました。それからしばらくして節電の呼びかけをしてほしいという依頼が関西電力からあったそうです。節電はしなければいけないけれども、原発に頼りながらやっていては駄目だという気持ちから市に「新エネルギー推進課」という部署を立ち上げたそうです。
 議会では市でやることではない、予算がないなどの反対意見が続出しましたが、エネルギー学者、政治活動家の飯田哲也さんなどの専門家との懇親会、ワークショップをかさねて議会の意識が変わっていったそうです。市民、地域を主体として誕生した非営利株式会社「宝塚すみれ発電所」は現在、西谷地区大原野に年間11,100kWh、長尾山の大林寺に52,668kWhを売電する太陽光パネルがあるとのこと。
 お話のなかで「あせらず、市民の力で、確実に」ということばがあり、印象に残っています。確実な運動というものを考えたときに、それは行政が独断でひっぱっていくものではなく、市民自らが意思決定し、行政は動きの鈍いものではあるけれども粘りづよく行動していくことなのだとおっしゃっていました。
 行政はあくまでも補助し、市民を盛りたてる立場であるという姿勢に大きな感銘を受けました。

(大北食品・矢板 進)


よつ葉の工場CLUB 2014全体説明会

今年も一緒に楽しみましょう


右端が大北食品・熊崎さん

5月17日(土)よつ葉ビルの5階で、今年の「よつ葉の工場CLUB」第一回目概要説明と参加者の皆さんとの初顔合わせを行いました。
 今年の工場CLUBへの応募総数は60組とこれまでの中で最多の応募者となりました。その中から当選された24組の会員さんたちとよつ葉の6カ所の生産工場・農場、アロン(パン)・能勢農場、北摂協同農場、食肉センター合同チーム・大北食品(惣菜)・ハム工場・パラダイス&ランチ(パン)・別院食品(豆腐)の6コースで固定されたメンバーで3回〜4回集まってもらい、各生産工場・農場が主体となって製造体験・試食会を行います。
 よつ葉『life』のカタログで見るだけだった商品を、実際に工場まで来てもらって一緒に作業して製品に仕上げ、より身近に工場を感じてもらう。私たちはどんな人が注文してくれているのかを知ることができ、私たちの思い・こだわりを伝えることができる。さらに一緒に新商品を考えてもらったり、試食会をして交流を深めます。また、子どもたちが食べものに興味をもって一生懸命製造体験をしているのを見ていると、それがまた私たちの励みにもなります。
 今年はどんな出会いがあるのか、とても楽しみです。みなさん一緒に楽しみましょう。

(大北食品・熊崎光浩)

 

 

配送員のぼくは言いたい

自ら進んで「有事」に向かう国


 この原稿を書いている6月現在、「集団的自衛権」という言葉をよく耳にします。「アナタの船で、ワタシの国の人を乗せて輸送してくれているからワタシも戦うよ!」みたいな感じでイラスト付き、それで説明されていたのを覚えています。
 でも、実際には「ワタシの国の母子」が乗っていなくてもどうやら手が出せるらしく、お涙ちょうだいに訴えかけて説明したつもりが、早くもバレタ。。。と。他にも、海に仕掛けた地雷撤去なんて仕事もあるらしく、戦闘中の国どうしの手助けで「よっしゃ! 集団的自衛権発動だ!」なんてことしたら、味方はともかく、相手からしたら完全に敵でもあるし、攻撃対象になりますよね。なんか、自ら進んで「有事」に向かっている印象を受けるのは僕だけでしょうか。
 僕は、日本国憲法なんてほとんど読んだことはありませんが、「戦争の放棄」と書いてあるくらいはわかります。外交努力もせず(成果が上がっているのかよくわからない外遊と、原発輸出は元気にやってますが。。。)、嘘ばかりついている、日本の政治を見ていると不安に思えてしまいますが、毎日毎日、現場レベルであくせく働くのも、今もいろんな場所で戦っているのも「僕ら」人と人なわけで、国と国の関係を広く大きく見る視野ももちろん大事だと思いますが、手の届く範囲でおこなうことの大事さを、もっともっと強く感じてほしい。
 行き過ぎた政治の果ては、やっぱり取り返しのつかないことがまっている気がするので「積極的平和主義」という言葉はキライです。

(池田産直・森 敦志)

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