ひこばえ通信
2011年1月号(第294号)

会員レポート/お店巡り
Manna
ひこばえ通信 助っ人会議
手間のかかった家庭の味

一番大切なのは「食」だから
本田香苗(北摂・高槻生協組合員)

 注文したランチが運ばれてくると、助っ人会議のメンバー数人が「あぁ〜最近、まじめにおかず作ってないなぁ」とボソリ。今回訪問したmanna(マナ)さんは、日頃の“テキトー”ぶりに改めて気づかされるような、野菜たっぷりの家庭科埋のお店。10種類ものおかずが盛り付けられた大皿を前に、さてどれから箸を付けようかと悩むのも楽しいものでした。
 「自分たちが食べたいもの、おいしいと思うものをお客さんにも」と話してくださった山代谷さんは、13年半前に脱サラをして店をオープン。「プロの料理は出さないけど、手間は思い切りかけて、量と種類は多く、独自の道を行きたい」という思いを持っておられます。お話を伺っていると、外食も一回の食事として、きちんとしたものを食べたほうがいい、だからマナではこういうランチを提供しています、という強いポリシーを感じました。

素直においしいと感じてこそ

 ランチのおかずは、つい作り方を聞きたくなるようなものばかり。我が家にはなかった味だけど、これはぜひ取り入れたい、この組み合わせもアリなのね!というようなアレンジなのです。日頃も、お客さんからよくレシピを聞かれるそうです。
 ランチのご飯は「六分づき」か「玄米」かを選べるのですが、「安全で体に良くても、おいしくないものを我慢して食べるのは良くないと思う」と言う山代谷さんは、玄米ご飯も「おいしい」ことを第一に『もちもち感』のある炊きあがりに仕上げています。そのせいか、最近では「玄米」を選ぶ人が増えているとか。
 今回、とても残念だったのは、マナさん自慢のパンを食べ損ねてしまったこと。小麦そのものを熟成・発酵させる製法で作られたパンの味、気になります。この時期(11月〜4月)だけの限定・クリームコルネもおいしそうだったなぁ…。でも、売り切れたパンの代わりに買ったクッキーも「あ、おいしい!」と思わずニッコリしてしまう味でした。マナさん、おいしいものをいろいろ、ありかとうございました。

たっぷり野菜ともちもち玄米
佐藤かな子(阪神産直会員)

 オープン時から変わらず880円で提供している日替わりランチは、たくさんの野菜を使って作られた10種類のおかずとお味噌汁とごはん(玄米か6分つき米)がいただける。
 「手間賃をいただくので、手間をしっかりかけて作っています」と、言われるくらい、食材は普段から私たちの冷蔵庫に入っているような野菜たちがいろいろな調理法で味わえる。そして、このランチのもうひとつの魅力は『もちもちの玄米』で、もち米は一切使っていないのにもちもちとした食感が癖になる。
 Mannaは玄米もおいしいが、コーヒー&自家製パンの喫茶なので、パンには特にこだわりがあり、小麦粉をイーストと酵母と乳酸菌を使って発酵させたパンもオススメ、店内で食べることもできるが、立ち寄ってパンをテイクアウトしてそのまま出かけるのもいいかもしれない。



日替わりランチ(880円)

山代谷さんご夫妻と助っ人会議のみなさん


イラスト:いのうえひろこ
お問い合わせ
〒563-0105 豊能郡豊能町新光風台1-2-5
TEL. 072-738-8878
代表者:山代谷博之・恵津子さん
営業時間:9:00〜19:00
定休日:日曜日・月曜日・祝日
「manna」「新光風台」で検索
http://www.justmystage.com/home/manna/