ひこばえ通信
2010年12月号(第293号)

みんなで考えよう昼ごはん
【『昼ごはん(弁当)』アンケートより】
お昼ごはんの「場所」
●匿名さん(40代女性)

 週に3日はマイ弁当。他の3日は外食。週に1度の休日は食べたり食べなかったり…。
 「朝ごはんアンケート」に回答したときは完全週休2日の会社員(事務職)だったので、せっせと弁当を持参してましたが、あっけなくこの春リストラされまして(涙)。なんとか見つけた仕事は毎日勤務先が違うので、食事する「場所」もあったりなかったり。やむを得ず、早くて安いMドナルドとかケン○ッキーを利用することが多くなりました。居場所がないので、早くて安くても牛丼屋さんへは行きません。
 そんなワケで、少々Poorなランチタイムを過ごしています…。

 昼ごはんも厳しい経済情勢に影響されているようです。ある調査によると、サラリーマンの昼食代の平均額は昨年よりも大幅にダウンし、ついにワンコイン(500円)になったとか。そのうえ、食事をする「場所」の問題も出てきているんですね。匿名さんは自作のお弁当が『ライフ』に紹介されたこともあるという腕前の持ち主なのに、もったいないことです。
 昨年12月号で実施した「昼ごはんアンケート」の回答から紹介してきたこのコーナーも今月で最終回です。「みんなで考えよう」との呼びかけに、戦後すぐの食糧難の時代の経験から、最近の給食事情まで、各世代のさまざまな回答をいただきました。私たちの「食」が、時代の世相を反映しながら、この半世紀で大きく変わってきたことを実感できる連載になったのではないかと思っています。よりよい「食」を、よりよい社会の実現とともに求めていくために、これからもみんなで考えていきましょう。1年間のご愛読ありがとうございました。(編集部・下村)