ひこばえ通信
2010年2月号(第283号)

くらしからの政治
●高島美登里(長島の自然を守る会)
『危機に瀕する長島の自然』

 中国電力は昨年12月、上関原発1号機の原子炉設置許可申請を経済産業省に提出しました。すでに2008年10月に山口県知事が予定地の公有水面埋立許可を出しており、沖合にある祝島の人々の生活はもとより、予定地の長島の自然も破壊の危機に瀕しています。現地では、建設に着手しようとする中国電力と、祝島島民をはじめ、これを阻止しようとする人々との緊迫した攻防が続いています。
 長島の自然を守る会は、1999年に上関町長島や、その周辺の貴重な自然環境を守るために結成され、今年で11年目を迎えます。昨年10月までは、事務所を防府市の高島美登里宅に置いて活動してきました。しかし、今、上関原発予定地で生きものたちが置かれている状況を思うとき、自分自身に対して悔いのないように行動したいと考え、33年間勤務した職を辞して上関町に転居いたしました。
 今後は、上関町室津の事務所を拠点に、長島の自然環境の調査や保護活動に専念しながら、地元の一員となって上関の自然を守り、自然を生かした町作りに参加していきたいと思っています。また、そうした活動の一環として上関町会議員選挙(2月9日告示、2月14日投開票)に立候補することを決意しました。これをお読みいただくころには、選挙結果が明らかになっているはずです。またの機会に報告させていただきます。
なお、「守る会」では、建設予定地やその周辺に生息する希少生物に関するガイドブック『危機に瀕する長島の自然』(B5判、15ページ)を制作しました。入手ご希望の方は、下記までご連絡ください。


【長島の自然を守る会事務所】
〒742-1403 
山口県熊毛郡上関町大字室津986番地
TEL&FAX:0820(62)0710 
携帯:090(8995)8799