ひこばえ通信 |
2009年3月号(第272号) |
関西よつ葉連絡会第8期総会を開催
1月によつ葉の8回目の総会がありました。最初の産直センターができて今年で34年、「何で8回やねん?」と言われそうですが、本当に8回しかやっていません。みなさんご存知のとおり、関西よつ葉連絡会は小さな共同購入会や小さな生協の集まりです。それぞれの地域で独立して活動しているので、みんな集まっての総会が今年8回目でも決して変ではないのです。 不況にめげず前向きな意見が次々に その総会に集まったのは、生産、配達、物流・企画の現場から約150人の職員。全員で議論する総会にするつもりだったのですが、人数が多すぎて無理でした。でも、世の中の不況にもめげず、それぞれの活動について前向きの意見が出され、実際に活動を進めていく上でも良い総会だったと思います。 破綻が明らかになったお金優先の経済活動 私たちは、自分たちの仕事を下請けや派遣会社に丸投げして、不景気だからという理由で切り捨てるようなやり方が大嫌いです。生活の中の何でもかんでも商品にしてしまい、お金儲けだけを大事にする市場経済と金融のシステム。この十数年の間に世界中の多くの人たちが田畑や家を失くし飢えにさらされています。世界規模のマネーゲームの犠牲になっているのは、私たち自身の生活と農業・畜産・酪農・漁業・林業、そして自然そのものなのです。 具体的な活動を更に前へ進めます 「今の世の中、どげんかせんといかん!」という気持ちがあっても、私たちの小さな力では一気に変えることはできません。だから、私たちは具体的な活動によって足元から生産・流通・消費の仕組みを作り直していきたいと考えています。 |