ひこばえ通信 |
2006年12月号(第245号) |
関西よつ葉連絡会第五回総会を開催
生産者と力合わせ一次産業再生へ 中川健二(連絡会事務局長) 10月22日、関西よつ葉連絡会の第五回総会が各産直センターやPB農場・工場の代表者など約70名の参加者のもとに千里朝日阪急ビル会議室で行われました。 |
総会は、(1)今元気をなくしている農業(第一次産業)の現場でがんばっている生産者を応援し、交流を深め、私たち自身も地場の生産者と各地のにんじんクラブにより「大豆くらぶ」を立ち上げて大豆の栽培に取り組むなど作ることを大切にして生産・流通・消費のつながりを考えたいとしてきたこと。(2)春の会員拡大に力を入れて取り組み、その成果を上げることができたこと。(3)新産直の立ち上げや旧産直の世代交代もいくつかの産直で進んだこと。(4)よつ葉連絡会の関係各社の事務所を一つに集めた自前の「よつ葉ビル」が持てたことなどの活動報告がされました。 また、活動方針としては、(1)前年に引き続き食べものの安全は農・畜・水産業の再生によるものと考え、そのために生産者と力を合わせること。(2)また自らも「つくること」に関わり、生産―流通(加工)―消費のつながりをつくる一つのモデルとして取り組んだ「大豆くらぶ」を軌道に乗せること。(3)新しく立ち上げた産直センターのその後の地域での取り組みなどの課題や問題点を見直し解決すること。(4)また10月から宅配を開始した「広島生き活き農産」の支援や、以前からの課題となっている自然館(店舗)の経営改善などにも取り組むことが提案され、決議されました。 今回の総会では、今年度の活動方針としても出されている「能勢マツタケ救出ボランティア」の吉村さんと、「よつば農業塾」の松浦さんがそれぞれの取り組みの趣旨説明と協力要請を力強くアピールされたのが印象に残りました。また、今回の総会では「総会開催の時期の変更」が提案され、次回からは毎年2月に開催することになりました。 良きキャラ・作風で来期も元気に! 総会に引き続き、午後から行われた交流会では50人以上の参加者がそれぞれ食事をしながら、お酒を飲みながらの話が弾み、会場の司会者による参加者の紹介(自己紹介)にも耳を傾けているのやらいないのやらで、話に夢中になったり、あるいは議論をしたり、おまけには大きな声の歌まで飛び出して久々に大変盛り上がりました。 |
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