ひこばえ通信
2006年3月号(第236号)

ぐるーぷ自己紹介 FTSN関西

 FTSN(= Fair Trade Student Network)とは環境問題や南北問題等を乗り越えるひとつの手段として、また人々がこれらの問題の根本にある社会・経済構造そのものに目を向けるひとつのきっかけとして、フェアトレード(コラム参照)を支持し、日本社会におけるさらなる普及を目指している学生を中心としたネットワーク組織です。フェアトレードに関する情報発信、全国のフェアトレード団体間の情報交換、相互の協力を促進しています。
 現在、関東、関西、中国、九州という4つの地域内でのネットワークを活動の拠点とし、その地域の拠点をつなぐ広域的にネットワークを形成しています。

世界をより良く変える方法として発信

 FTSN関西には現在、9団体、15大学以上から学生が参加し、関西でのフェアトレード普及を目指しています。ネットワーク構築と情報共有のための月1度のミーティングや学習会を行っています。また、FTSN内におけるフェアトレード製品の大学生協への入荷に関係している情報の共有や、製品入荷の仲介を目的とする生協導入チームや、フェアトレードをより多くの方に知っていただけるきっかけとなるように気軽に参加していただける、年1度の大型イベント開催を企画するイベントチームなどが活動しています。
 昨年12月11日には、来場してくださった皆様がフェアトレードという国際協力に関心を持つ一つの「きっかけ」になりたいという想いから企画した“FTSN関西主催第2回イベント「CUE~きっかけ~ Communication Unites the Earth」”を開催しました。イベントではフェアトレードダンス&ファッションショーやトークライブ、フェアトレード製品販売、フェトレードCAFEを行い、来場してくださった方々にゆっくりと楽しんでいただき、来場者154名と大盛況のなかイベントを終えることができました。世界を少しずつでもより良く変えていける一つの方法としてフェアトレードを発信する活動に、これからも継続的に励んでいきたいと思います。

イベントへの参加お待ちしています

 今後のFTSN関西イベント活動としては、“企業”と“子ども”をつなぎ、社会貢献事業として未来をになう子どもたちの健全育成への支援のかたちを提案するイベント『夢・子どもがつくる人・まち・こころ』(神戸地域ビジョン委員会/神戸県民局主催、青少年育成芸術団体ぷちぱんそー企画・運営)に参加し、3月31日13:30からファッションショーやパネルディスカッションを通して、フェアトレードを伝えるショーを行います。是非お気軽にお立ち寄り下さい。
 イベントの日時、場所は3月31日13:30から兵庫県立美術館原田の森ギャラリー2F大展示室にて開催予定です。イベント『夢・子どもがつくる人・まち・こころ』自体は3月30日から4月2日の間10時から18時まで同会場にて実施されています。
(綿貫カンナ・神戸大学)

写真はすべてイベント「CUE〜きっかけ〜」より

Fair Trade (フェアトレード) とは
 「公平な貿易」と訳され、途上国の自立に協力する活動の1つです。フェアトレードではただ資金的援助をするのではなく、地主や企業などから不当な搾取を受けている生産者や、賃金を稼ぐ手段を持たない生産者が作ったモノに、適正な賃金・価格を支払い、また、長期的な関係の下で直接的な取引をすることにより、途上国に住む人々の持続的な生活向上に協力することを目指しています。つまり、お互いの「顔が見える」生産者と消費者の対等なパートナーシップ(Partnership−協力関係)による貿易です。さらに、環境に配慮された生産を行うことによって、持続可能な社会創りを目指しています。買い物を通してできる身近な国際協力の形です(ただし、団体や人によって定義はさまざまです)。

【FTSNへのお問い合わせ】
・FTSN-Japan  HP:http://www.ftsn.org/
・FSTN関西 Blog:http://ftsnkansai.exblog.jp/
Mail:ftsn_kansai@yahoo.co.jp