ひこばえ通信
2006年1月号(第234号)

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ヘルパー2級講座 受講を終えて

村上洋子(府南会員)

 5月28日(土)、まだ初夏には早い季節のなか、受講講座が始まりました。朝9時〜17時、ときには18時までの時間で3単元に分けての聴講です。机に向かうという習慣からほど遠くなった私自身の今の生活からは、本当によく続いたものだと感じさせられます。
 でも毎回の講義のなかで福祉について各方面にわたり教えていただいてよかったと思います。家族に介護者がいる場合、介護するということはすべてにわたって世話をやき、至れり尽せりで良い嫁(子ども)という言葉の魔術で疲れきってしまっていたのです。
 介護とは相手の残存能力を活かしながら、相手に振り回されるのではなく、自分が無理をせず学習できる場でありたいと思えるようになりました。
 また職業として介護する場合においても、まず守秘義務を念頭におきながらも一人でかかえこまず、よりよく活動できる話し合いを持つことの大切さ、相反することではなく、利用者さんとのコミュニケーションと、そして自分の立場を相手が一番望んでいる気持に置き換えて動いてみようと思いました。
 実習ではデイサービス・自宅訪問サービス・施設介護とありましたが、所変わればで利用者の方々の生活も様々です。環境もまた介護の要求もあり、本当に介護とは一つではなく、介護を欲する人の分の種類があると実感しました。
 これから私自身が介護のお世話になることはもう遠くのことではないと思うのですが、ますます必要とされるのは必至です。
 高齢者が増え、介護施設が増え、その反面少子化で子どもたちの負担が大きくなる。考えなければいけない問題も質を変えながら増えてゆきます。
 介護するという立場で学習したことを介護される側になることを前提に考えてみると、もっと身近により自然な介護ができる世の中であってほしいと思う気持が湧いてきます。
 いま私には義父母が身近で介護という問題を提起してくれています。この講座を受講したことにより、より明るい気持で福祉施設やサービスに向かっていけそうです。