ひこばえ通信 |
2005年2月号(第223号) |
労働者への暴行に抗議の稲垣代表、不当逮捕
マイク片手の抗議が どうして傷害容疑? 昨年の12月20日に会代表の稲垣浩さんが礼状逮捕されてからもうすぐ1ヶ月になります。容疑が「傷害」と聞かされたとき、「西成署の刑事による労働者2名への暴行事件を、マイク片手に抗議していただけなのに、それがどうして傷害容疑になるの?」と憤りでいっぱいでした。呆然としている間に、関西よつ葉連絡会の方々が中心となり、救援の段取り、炊き出しの側面からの応援、車や運転手の手配……と、年末の忙しい中をてきぱきと動いてくださり本当に助かりました。また、トラック一杯に積まれた衣類、食料品も次々と解放会館に届けられ、嬉しい悲鳴をあげる毎日でした。よつ葉の会員さんからのカンパとのこと。この場をお借りしまして心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。 「取り組む会」が発足 活動にご協力を さて、今年1月7日には稲垣さんが、また8日には労働者Aさんが起訴され、二人とも現在大阪拘置所に移っています。接見禁止ですので、面会も弁護士さんしかできません。弁護士さんは「この程度の事件なら普通罰金刑で出てこられる」とおっしゃっていましたが、警察は単なる傷害事件ではなく公安事件として扱っているようです。西成署の刑事による労働者への暴行事件をもみ消すために「傷害事件」をでっちあげ、事件とはまったく関係のない書類(被害を受けた労働者の診断書、聞き取りのメモ類)を押収していったのです。 |
カンパのお振込みは下記郵便振替口座までお願いします。 口座番号:00980-1-167479 口座名称:西成署による暴力事件と不当逮捕に取り組む会 |
日時:2月27日(日) 13:30〜15:30(開場13:00) |