ひこばえ通信
2004年8月号(第217号)

共済だより 『第4期奈良ヘルパー講座(元気に)開催中 』

 六月五日より、奈良ヘルパー講座を開講しています。今回の講座の特徴は、一五〜七四才という幅広い年齢層や、奈良・京都・大阪・堺・西宮という広範囲の地域から受講生が参加されていることです。
 開講式で受講生のお一人が「いろんな地域やいろんな人が集まっていて驚いています。この講座で終わりじゃなくて、皆つながりあっていきたいです」と挨拶されました。この言葉こそ私たちが求めていたものです。いろんな想いを持って集まった人々が共に学び、語らい、悩み、笑い、つながっていく。地域に帰ってもつながりあっている。そんな講座にしたいと思っています。
 よつ葉の生産者=奥口ピッグファームの奥口さん夫婦も、講座に参加されていますので、コメントをご紹介します。

ホームヘルパー特訓中 奥口宗次

 奈良の養豚仲間から「妻がヘルパー講座を受けとるんや。長い期間一日でも休んだらあかんのや」と聞いたことがあります。この方は現在一級のヘルパーで活躍中とのことで敬服しています。私の在所は五〇戸ほどの竹之内環濠集落です。そこで二人の知人が在宅介護を受けています。時折ヘルパーの方や在宅診療のお医者さんにお会いして、様子を拝見したことがあります。
 今年は奈良でよつ葉ヘルパー講座を開催すると聞き、好奇心の強い私は、よし受けてみようと説明会に出席しました。「奥口さんは七十幾つでしたっけ」と問われ「三八歳です」と答えたところ、みんな大笑い。説明会もうわの空。さっそく申込書を提出して、家内に申し込んできたと話しますと、私も受けるとのこと。お前のようなばあさんはあかんのやと認めませんでしたが、ではあんたは幾つになったんやと詰め寄られ、結局、二人で受講することにしました。
 講座を受けていますと、講師先生の基礎知識の豊かさ、充実した人間性と温かさ、障害を持った人への心配り等と、只々感服するばかりです。講義内容も幅広く、奥深く、私の頭では聞くだけでも大変。でも素晴らしく興味深いものばかり。講師の方に「ヘルパーはスーパーマンでないと勤まりませんね」と問いますと「そうですよ」と簡単に返されました。そこで私は介護を受けない健康な高齢者になるため、先生のお話を真剣に勉強して、介護を受ける側にも介護する側にも役立つよう、半分痴呆になりかかっている頭を活性化しています。今後高齢化が増々進むらしいですが、もっと多くの方々のヘルパー資格取得が必要になるのではと思うようになりました。
 一九三〇年生まれの三八歳(本当は七四歳)の私が最後まで受講を終えられるか、あやういものですが、同級生に支えられて頑張りますので、ご指導の程を。

グループ討議の様子