ひこばえ通信
2004年5月号(第214号)

食の安全・自給率・地産地消
学校給食から地域の農と食を考える(5)
大阪府議 小沢福子

学校給食アンケートただいま集約中

 二〇〇〇枚からのアンケート回収に喜びの声。パラパラとご意見を拾い読みしてみる。地域からのさまざまな声に圧倒されそうになる。さー、これをどうまとめる?

集約結果を地域活動に役立てよう

 アンケートの特徴は
(1)地域によって、給食のあり方が違う
(2)保育所・幼稚園と小・中学校では、意見のあり方が違う
ということです。

 地域にアンケート集約結果をもどそう、そして地域の活動に役立つような集約にしようと方針を立てました。
 よつ葉・生協の現場では日常業務で集約作業は無理なので、高槻生協の組合員さんを中心に、高槻が集約を引き受けました。
 参加者一五名、仕事や家事の合間の時間を使っての集約作業が三月中旬から始まりました。まず意見欄を一〇〇字に集約することに決めました。四月初旬まで集約にかかりました。
 クリエイト大阪の協力でソフトを組んでもらい、ただいま、入力の最終段階を迎えています。

多様で熱心な意見に目を見張る

 参加してくださった皆さんの感想は一言「おもしろい」です。
 「何が」おもしろいのかは次の二点につきます。
★ これだけ意見を述べようという人達がいること
★ 自分の住んでいる地域の給食問題しか知らないので、
いろいろな角度からの問題提起に目を見張る

集約作業途中に、自分の子どもの頃の給食、子育て中の給食、現在の給食の話題で会話が盛り上がることもたびたびでした。

都市部の回答に多い産地が「わからない」

 私が注目したのは設問E「給食に地場産米は使用されていますか?」です。
 集約途中なので、確かなことは言えませんが、「(3)わからない」の比率は七〇%くらいになるのではないかと思います。
 特に人口二〇万以上の都市に多い回答です。小さな自治体になるほど、地場産米および地場野菜の比率が高くなるようです。
 ここから引き出される課題はたくさんありますが、特に行政と関わる仕事をしている私は
★ 市町村合併で自治体の人口規模が大きくなることが、
暮らしに及ぼす影響の広がりについて
★ 給食だけでなく、産地がわからない食べ物が氾濫している現実

この二点について調査を集中していきたいと思います。