高槻地場農産組合は高槻市の4地区(原・浦堂・樫田・安満)の生産者がそれぞれの地域の特性を活かしながら野菜作りをしています。

 高槻地場農産組合の中でも生産者が一番多いのがこの原地区です。現在よつ葉の産直センターの一つとして活動しているいきいきコープ大阪も、その母体は原の生産者が50年程前に協同組合として作ったものです。戦後間もない物資が不足していた時代に、生産者自身が暮らしを協同し支え合った精神は今もこの地区に受け継がれています。
 生産者が多いことに加えて原地区の特徴は、野菜を出荷するだけでなく様々な活動を積極的に行っていること。生協の駐車場を使って月2回の『朝市』はよつ葉の会員以外にも近隣の町のお客さんにもすっかり定着しています。収穫したての野菜はみずみずしく、いつもあっという間に売切れてしまいます。今年は台風で野菜が高騰しているとあって、新しいお客さんも増えたようです。
大根畑で収穫
 また高槻島本で4店舗を構える『自然館』にも地場野菜として出荷。『自然館のイベント』では野菜や漬物の他に杵つきのお餅も大好評です。この餅つきは各所で開催される『よつ葉のイベント』にも引っ張りだこで、昔は当たり前だった餅つきの風景を懐かしむ人が沢山います。
 『有機農業を勉強するための研修・見学』も積極的に行っています。種苗研究所への研修、他産地への見学など年に2〜3回行っていますが、これは同時に生産者同士の交流にもなっています。
 地場農産組合として発足して20年。生産者自身が高齢化し、野菜の出荷量が全体として以前より減ってきました。世代交代を課題にかかえながらも、地場の生産者は元気に今日も野菜を作っています。


 樫田地区の農業の担い手は女性が中心。標高が高いこともあって、極力農薬の使用を減らした野菜づくりが可能な地域です。そのような特性を生かした葉物野菜がこの地区からは多く出荷されています。小松菜、ほうれん草、しろ菜は冬の厳冬期を除いてほぼ一年を通して出荷されます。生産者の一人古畑典子さんは種まきの時期をずらしたり、畑の場所をかえたりしながらよつ葉への出荷が途切れないように工夫されています。

樫田地区で小松菜を作る古畑さん


  「二料山荘」は、元造り酒屋の酒蔵と母屋を改修した、宿泊もできる憩いの施設。初夏にはホタル、夏涼しく秋は紅葉、とここにいると自然と親しむ時間がゆったりと流れます。
 なにより、よつ葉に長年有機野菜を出荷してくださっている久保さんの、美味しいお料理の数々は、「二料山荘」ならではのおふくろの味。よつ葉の研修やいきいきコープ大阪の林間学校なども行われています。

みそ作りでも有名な久保さん

■高槻市大字二料小字藤シロ23 
電話:072-688-9514

(交通機関)
JR京都線高槻駅より市バス
「二料山荘前」又は「樫田小学校前」徒歩20分
・体験メニュー/田植え、稲刈り、
イモ植え、イモ掘りなど
・部屋数/7 ・人数/50

料理は有機の季節野菜が中心です 6月下旬頃には、付近で蛍の乱舞が見られます