熊本地震・被災生産者支援報告
熊本地震 生産者支援に再び行ってきました(6月5日)

 4月24日の支援物資のお届け、5月22日のくまもと有機の会へさつまいも苗の植え付け応援に続き、6月5日に再び、関西よつ葉連絡会として総勢18名で被災された生産者支援に行ってきました。

くまもと有機の会

 二度目のさつまいも植え付けのお手伝いで、くまもと有機の会生産者、益城町の西田さんのところへ行ったのは関西よつ葉連絡会から15名。私たちのほか、くまもと有機の会の消費者会員の方や香川県からもさつまいも農家さんが苗を持参して駆けつけて来られて、総勢40名ほどが集まりました。心配されていた苗の調達も、多くの人の支援でなんとか5万本集まり、植え付けも完了することが出来てホッとしています。
 今回も畑へ行く途中に益城町の住宅街を通りましたが、倒壊した家はそのままで4月の終わりに初めて現地へ行ったときと状況は余り変わっていませんでした。今も続く余震の影響で片づけが遅れているのだそうです。
 九州地方も梅雨に入り、その後は夏がやってきます。生産者の方々も家を失い、避難生活が長期に及ぶことは確実です。今後とも現地と連絡を取り合って、支援を続けていこうと思っています。

                          (産地直送センター 稲原)

阿蘇ハーブファクトリー

 さつまいも苗の植え付け作業とは別に3名が別れて南阿蘇村の阿蘇ハーブファクトリーへ向かいました。道中、阿蘇の雄大な自然に見とれていましたが、近づくにつれ山の斜面が大きく崩落しているなど、地震の影響の大きさを目の当たりにしました。
 阿蘇ハーブファクトリーは薬草茶や各種ハーブ類の生産者です。建物は店舗&加工場と住まいを兼ねており、ぱっと見、外観では何もわからなかったのですが、一歩中に入ると地震の凄まじい被害がそのまま残っている状態でした。聞けば、裏山の土砂崩れを建物で食い止めている状態のため危険性が高いとの判定で、行政からのボランティアは入ってもらえないとのこと。そのため片付けの人手が全く足りず、地震からひと月半ほど経過していましたが、ほとんど手。がつけられていない状況でした。短い時間でしたが精一杯、片付けをお手伝いしましたが、地震前まではそこには確かに人の営みがあり、散乱している食器類なども大切に扱われていたのだろうと思うと、地震の残酷さが染み入りました。
 しかし、人が無事であったことは何よりの希望で、これからは復興に向けて前を向いて進むのみ。今後も応援していきたいとの思いを胸にした1日となりました。 

(ひこばえ 松田)

 

熊本にさつまいも苗付けの援農に行ってきました(5月22日)

西田さん親子
  5月22日、配達の職員などよつ葉のスタッフ10名でくまもと有機の会のさつまいも生産者、西田さんの畑に援農に行ってきました。西田さんは震源地に近い益城町に住んでおられて、自宅がある集落はほぼ全世帯が全壊。お父さん夫婦は畑の農機具小屋で、息子さん夫婦は約30km離れた奥様の実家で寝泊まりされています。
 さつまいもは、毎年5月の連休明け頃から苗付けをします。西田さんのところでは、さつまいもの苗を毎年継いでいって苗付けの準備をするのですが、地震の影響で水の確保が難しく、生育が悪くて作業が遅れている状況でした。
 そこで今回は急遽、他所から1万本の苗を送ってもらい、皆で苗付けをしたのです。
 1万本といっても面積にすると30a 弱、毎年5ha の畑でさつまいもを栽培する西田さんにとっては1割にも満たない面積で、作業的には午前中もかからない内に終わってしまいました。それでも、関西から駆けつけたことに喜んでくださったようで、午後からはくまもと有機の会の田中さんが、町内の生産者を何軒か案内してくださり、激震地の被災状況を見学することができました。
 やはりテレビや新聞を通して見るのと、実際に現地で間近に見て、直接話を聞くのとでは大違い。改めて地震の恐ろしさ、被害の大きさを実感。また、益城町や周辺では、地割れなどのために田んぼに水を引くことができず、今年の田植えは諦めたところが多いそうで、被害や影響はまだまだ尾を引いて続いていくことになります。
 よつ葉としては、これからも現地の生産者と連絡を取り合って、できる支援を続けていきたいと思います。(ひこばえ 福井)
(『今週のお知らせ』250号より)



 

熊本地震・被災生産者を訪ねて(4月23日・24日)
 熊本地震により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。よつ葉では4月23日・24日に被災生産者のもとに支援物資を届けてきましたので報告を掲載します。その後も職員有志が生産者支援のため熊本を訪ねています。また、支援活動と同時に被災生産者への支援カンパを呼びかけておりますが、5月17日現在、総額6,216,709円のご支援をいただいております(注文番号によるカンパは220号分まで)。現地に支援に向かう職員に託して被災生産者のもとへ届ける予定になっていますので、次号以降にその後の支援活動経過とともに報告します。 (『よつばつうしん』6月号より)


くまもと有機の会の皆さんと
池田産直の稲原さん(右)

梁が落ち崩れた屋根

用水路に落ちたガードレール

別棟との段差

阿蘇市の阿蘇おふくろ工房

益城町の山手にあるコウヤマ

壁の崩れた床の間

ブルーシートで補修された作業場
(肥後れんこんの里)

とうふ生産者の内田安喜商店

本伝九曜紋

倉庫内の亀裂