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イタリア生産者訪問の旅(2016/9/4~13)クレモナ

あたりまえのことを あたりまえに

9泊10日の旅の中からロンバルディア州クレモナにある農業協同組合が運営するイリス製麺所を訪れた感想を紹介します。(編集部)

イリスのマウリツィオさんのお話を聞かせていただきました。お話を聞いて、本来昔から行われていたように、自然を中心に置くことで、ごくごくあたりまえのことを、ただあたりまえに行っているということなんだなと感じました。消費者が作ってほしい量を提示して(売る場所、売る人も決まってから)、実際に畑で作る、余分な量は作らず、求められたものを作る…、シンプルで無駄がない、本当はみんながやりたいやり方なんだろうなと思います。

でもそれは、急に欲しくなったものを手に入れることができなかったり、誰かが集中して儲けることができなかったり、自分たちだけがいい思いをするという、利益追及にはそぐわないやり方なのかもしれません。そしてグループ内の誰かが、自分の利益や欲を追及するとたちまち破綻してしまう仕組みなのかもしれません。

実際に消費者グループおのおのが自立しているイリスは、これからのビジネスとしての先駆けなのかもしれません。よつ葉も産直それぞれが独立していて、イリスに近い仕組みなんだなと思いました。あたりまえに考えること、ただそれだけなのに、なかなか今までのパターン、慣習、世間でいう常識に流されてしまう、私自身の思考にもいい刺激を受けました。もっと単純にシンプルに考えること、つまり、どう生きたいか?っていうこと。本当のところはどうしたいのかという問いに素直に向き合える自分でいたいし、答えられる自分でいたいなと思います。

ネイティブアメリカンの思想に基づいて、有機農業として、「~しない」のでなく、「何をするのか」を考えるということ、生産活動の中に直接話す時間を組み込んでいるという点が素敵だなと思いました。忙しい農作業の中、生産者同士だったり、生産者と消費者だったり、「話すこと」って実はなかなかできないことだったりします。そして直接顔をみて話さないと共通したビジョンがあっても、どんどん個々でブレていってしまう。今回はそんなミーティングを実際に見せていただいたことがすばらしい経験だったなと感じています。

昔のやり方に戻るのでなく、人間が新しいものを作り出すから、そこのバランスを取りながら、進めていく…本当にただかっこよくて素晴らしいなと思いました。よりよい方法を導き出していく、今までのやり方に満足しないで、世の中の変化に対応していく、ずっとイリスは変化し続けるということ。変化し続けることが唯一の不変であり、本当にただ素敵!という言葉しかありません。

(兵庫いきいきコープ 組合員・嶋崎彩子)
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